一体化提案

ダイカストによる一体化+表面処理

1.お客様のニーズ

とある新規のお客様より大型ダイカスト部品の検討依頼で当社ホームページに問合せをいただきました。
現行機種より一回り大型となる為、既存サプライヤーでは対応ができないとのことでした。
複合サイクル試験1,400時間と過酷な表面処理要求もありました。

2.解決策

当初は一体化を断念されており、分割成型+組立てを想定されておりました。
当社保有設備2250tダイカストマシンにて一体化可能なことを提案し、組立てコスト削減のメリットを出せました。
表面処理は当社内では対応不可の為、協力メーカー様へ複合サイクル試験1,400時間に耐えうる表面処理がないかヒヤリングを実施し、とあるメーカーの独自表面処理技術で対応可能な見込みがあり、問合せとお客様へ提案を行いました。

3.効果

一体化によるコスト削減、表面処理要求への対応が可能なことで製品実現の可能性が高まりました。
現在はお客様にて試作検討をされており、当社から砂型鋳造と削り出しを提案させていただき検討中となります。
試作からダイカスト量産までお客様に満足いただける様に提案を継続いたします。

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