第3回ダイカストとは?

第3回
ダイカストとは?

公開日:2023年01月20日
更新日:2024年11月28日

ダイカストについて

当社保有の3工法の内、今回はダイカストについてご説明させていただきます。

1.ダイカストとは

ダイカストとは金型に溶湯を高速・高圧で圧入することで寸法精度の高い鋳物を生産する鋳造法です。
ダイキャストとも言われます。

ショットサイクルが早く、大量生産に適しており、製品単価を抑えることが可能です。

ダイカストには鋳造機と金型を使用します。
鋳造機のトン数は金型を締める力を指し、数値が大きいほど大きな製品が生産可能となります。

溶湯圧入装置が溶湯保持炉の中にあるか否かによって、ホットチャンバー式とコールドチャンバー式に区別されます。

2250トン鋳造機
2250トン鋳造機

ダイカスト製品
製品

2.ダイカストのメリット・デメリット

メリット

  • 寸法精度が高く、安定している
  • 製品単価が安い
  • 大量生産が可能
  • 使用用途により加工レスでの使用も可能

デメリット

  • 型費(初期投資)が高い
  • 中空形状、二重構造ができない

3.ダイカスト鋳造の工程

以下アニメーションでご覧ください。

ダイカスト鋳造の工程

当社生産実績は製品紹介ページをご確認下さい。次回は金型重力鋳造についてご説明いたします。
今後も鋳造に関する情報を発信いたしますのでお気軽にお問い合わせ下さい。

製品紹介はこちら

当社ダイカスト情報はこちら

光軽金属工業株式会社

光軽金属工業株式会社 編集部
光軽金属工業株式会社 編集部

光軽金属工業株式会社

光軽金属工業株式会社 編集部

この記事の監修者HPはこちら

←コラム一覧に戻る

←HOMEに戻る