第11回含浸処理について

第11回
含浸処理について

公開日:2023年06月21日
更新日:2024年02月23日

今回は含浸処理について説明いたします。

1.含浸処理とは

鋳物の巣や焼結部品の隙間に樹脂を注入し、硬化させることで、圧漏れを塞ぐ処理です。

      含浸前                      含浸後

2.含浸工程

➀真空

 タンク内の空気を抜くことにより、巣の中の空気も抜きます。

➁液入れ

 タンク内に含浸剤を注入することで、巣の内部にも含浸剤が浸透します。

③加圧

 タンク内に圧力を加え、含浸液を巣の細部へ入れます。

④液切り・洗浄

 表面についた余分な含浸剤を洗い流します。

⑤硬化

 加熱し、含浸液を硬化させます。

 

3.含浸の効果

➀気密性の付与

 鋳造品の巣穴を塞いで気密性を与えることにより、気体・液体の漏れを防ぐことが出来ます。

➁.品質の向上

 表面の微細な隙間にメッキ液の侵入を防ぐことで、メッキの膨れや剥がれを防止します。

弊社含浸設備は、こちらをご確認下さい。

今後も鋳造に関する情報を発信いたしますのでお気軽にお問い合わせ下さい。

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