第2回砂型鋳造とは?

第2回
砂型鋳造とは?

公開日:2023年01月09日
更新日:2023年11月08日

砂型鋳造について

鋳造には注湯方法・鋳型の種類により様々な種類があります。
当社では砂型鋳造、ダイカスト鋳造、金型重力鋳造の3工法を取り扱っており、
3工法を1つの工場で取り扱っているのは全国的にも非常に珍しいです。
今回は砂型鋳造法についてご説明させていただきます。

1.砂型鋳造法とは

砂型鋳造とは文字通り砂を使用し鋳型を作る鋳造法です。
砂型鋳物を作るには「原型」と呼ばれる木・樹脂・アルミでできた型と砂を収める為の「型枠」を使用します。

原型
原型

型枠
型枠

注湯
注湯

2.砂型鋳造のメリット・デメリット

メリット

  • 型費(初期投資)が安い
  • 複雑な形状が可能
    ※中子(なかご)と呼ばれる別型を使用し中空形状・二重構造への対応も可能
  • 大きな形状にも対応ができる

デメリット

  • 寸法精度が低い
  • 製品単価が高い(鋳造毎に鋳型を壊す為、都度鋳型製作の工数がかかる)
  • 薄肉形状が苦手(湯回り不良)

3.砂型鋳造の工程

以下アニメーションでご覧ください。

砂型鋳造の工程

弊社生産実績は製品紹介ページをご確認下さい。次回はダイカスト鋳造についてご説明いたします。
今後も鋳造に関する情報を発信いたしますのでお気軽にお問い合わせ下さい。

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光軽金属工業株式会社 編集部
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